やりたいことがあっても、
今勤めている会社で
安定した給料を貰って、
特に会社に不満が無いなら
辞めない方がいいかもしれません。
逆にやりたいことが無いならば、
今の会社に不満があっても
基本的には辞めるべきではありません。
辞める、または転職するのは
金銭的に
どうしても立ち行かなくなった場合や
このままでは体が壊れるという
事情が出てきてからでも
遅くはないでしょう。
もしもサラリーマンという身分を捨て
会社という組織に属さず
生きるという決心をしたならば、
あなたはフリーランスという
働き方を選択することになります。
この場合、副業ではなくて、
本業としてフリーで
働くことを意味します。
フリーランスで働くということについて
まずは何といっても自由です。
自由に代えられるものはありません。
好きな時に仕事ができて、
好きな時に休めます。
起きる時間も自由で
事業の遂行上可能であれば、
何時に寝ようが
何時に起きようが自由です。
また、人間関係に悩むことも減ります。
同僚などはいませんし、
上司もいません。
取引先とは付き合わねばなりませんが、
嫌な相手なら取引しないという
自由があります。
自分がする仕事は自分で選べます。
上司から指図されることはありません。
税金上のメリットもあります。
今の日本ではサラリーマンが
税金上一番不利です。
個人事業主は必要経費が使えるので
数字上の儲けの額を減らし、
税金を減らすことができます。
スモールビジネスなら
税金を一切払わないで
済むこともあります。
自由と引き換えに失うのが
金銭的な安定です。
毎月の給与のような
安定した収入がありませんし、
ボーナスも無しです。
自分の力で儲けた分しか入ってきません。
また来月もそれだけ稼げるとは
限りません。
目の前の収入だけでなく、
将来の保証も薄くなります。
退職金がありませんから、
老後は年金だけです。
個人で民間の年金保険に入ったり、
コツコツと積み立てをしたりして
準備するしかないのです。
モチベーションの維持も重要な問題です。
自由な反面
サボりがちになってしまいます。
自分で自分に喝を入れて
やる気を保つ必要があります。