給料や仕事の安定性があるので
正社員の方が良いと見えますが、
契約社員は正社員にはない
キャリアプランに合わせた
働き方ができるメリットがあります。
仕事を選ぶとき、
自分は将来的に
どんな働き方をしていたいかを
考慮しておくことが大切です。
◎契約期間
正社員は、一度雇用契約を結べば
解雇される確率は低く、
定年まで働けます。
これにより、安定した職場や
給料といった面が改善されます。
一方の契約社員では、
1回の契約で1年や2年など
最長3年の契約を結び、
その期間働くことができます。
ですが、もし同じ職場での勤務年数が
通算5年を超える場合は、
無期雇用契約への切り替えを
行わなくてはならなくなります。
ただし、無期雇用契約への切り替えは
あくまでも契約社員としてなので
正社員への切り替えではありません。
また、無期雇用への切り替えには
企業の同意も必要となるため、
必ず無期雇用に
切り替えられるわけではないので、
将来的にどんな働き方をしたいか
計画を立てておきましょう。
◎給料
正社員の場合は月給制であることが多く、
昇給や賞与などで
収入が上がることもあるため、
安定した収入が見込めます。
契約社員の場合は、
月給制や時給制などに分かれていますが
金額に差はないのですが、
昇給や賞与があったとしても
正社員よりも金額が減ってしまいます。
また、契約が終了すると
収入がなくなってしまいます。
◎勤務条件
正社員はフルタイムで
残業もつくことがあるという条件で、
自分が担当する業務以外のことも
行う場合があります。
契約社員も
基本的にはフルタイムで働くのですが、
企業によって勤務条件で
時短でも良いというところもあるので、
正社員より
勤務条件を選べる可能性があります。
将来やりたい仕事のための
経験やスキルが足りないと感じている方は
契約社員として働くことで
スキルアップを目指せます。
契約社員であれば
キャリアプランに合わせて
働けることもあるので、
契約を結ぶ前に企業と勤務条件について
しっかり話し合っておきましょう。
◎福利厚生
福利厚生は、正社員であれば
社会保険や年金制度、
交通費、昇給・賞与など
多くの待遇を受けることができます。
契約社員も条件を満たせば
受けられる福利厚生は
正社員と同じではありますが、
会社によって定めている福利厚生で
条件が合わなければ
受けられない可能性もあります。
そのため、福利厚生にも
差が出てしまいます。
契約社員としての働き方で
自分がどの福利厚生を受けられるのか、
契約をする前に
しっかり確認をしておいてください。