会社員とフリーランスでは
異なる部分が多いです。
◎雇用形態
会社員は、企業と直接雇用契約を結んで
業務をおこないます。
正社員であれば
契約期間の制限などもありません。
それに対してフリーランスは、
企業と雇用契約を結びません。
契約期間やプロジェクトごとに
業務委託契約を結ぶことによって
業務をおこなうという違いがあります。
◎収入の安定性
会社員は雇用されている以上、
毎月一定の固定収入が約束されています。
しかし、フリーランスは
給与を大幅に増やすことができる
可能性がある反面、
契約がなければ収入が発生しません。
フリーランスが給与を増やすためには、
業務のスキルやどれだけ仕事をもらえるかが
重要なポイントとなってきます。
◎スケジュール管理
会社員は、出勤や休日の日数が
企業の規則で決められており、
守れない場合はクビになる恐れがあります。
フリーランスは、
基本的に出勤日や休日は
自由であることが多く、
自分のペースに合わせて
働くことができます。
◎信用度
フリーランスは会社員と比べて、
・クレジットカード
・住宅ローン
・自動車ローン
などを組むときに
社会的信用が低くなりやすいです。
フリーランスであっても、
軌道に乗れば会社員と同等の
信用を得ることができますが、
それまではお金に関する信用は
低くなりがちです。
心配な方は、ローンの契約や口座作成を
会社員時代に済ませるとよいでしょう。
◎社会保障
会社員は社会保障が充実しており、
・雇用保険
・医療保険
・年金保険
・労災保険
などを受けることができます。
保険料の負担額が半分になったり、
失業時でも失業給付によって
最低限の生活は送ることができます。
一方フリーランスは、
会社員と比べ社会保障が手薄で
年金受給額も
月10万円近く低くなってしまいます。